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ノースレイク2004 [エンドラーズ]

エンドラーズ・カブキを前回の更新で取り上げたので、今回はそれと同じロカリティのお魚を取り上げてみます。

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ノースレイク2004・セルペンスタイプ。
腹に浮き出す、いわゆる「スネークスキン柄」に着目して、輸入者であるユウさんが命名。
こちらは「カブキ」と同時に入ってきたものではなく、去年の春先にアメリカのアーマンド氏のところから日本に輸入されてきたものです。
カブキとセルペンスでかなり表現が違いますが、これでも同ロカリティ。
約10年、別の飼育者の好みによって選別されてこれだけ変化したものというよりは、単純にボトルネックが起こっているだけだと思います。
例えば、鍋から味噌汁をよそって、一つ目のお椀にはお揚げさんしか入らなかったのに、二つ目のお椀にはお揚げと豆腐が入ったか、豆腐だけがきました、的な。
アーマンド氏が鍋で、僕やその他の飼育者がお椀。
さらに言えば、ベネズエラの現地の湖が給食室の大鍋で、アーマンド氏のところが大鍋からよそわれた鍋で、ウチのが給食係が配膳したお椀で。
ウチで飼育している子たちは、2重・3重のふるいがかかっているってこと。
野外の全ての表現の個体を掬いきるなんて、到底無理なお話なんだから。
○○ってロカリティの系統には✕✕って表現が必須ってわけじゃなくて、○○ってロカの系統には✕✕って表現の個体が出てくることがある。
✕✕って表現が出ないから、この魚は○○って系統の魚ではないなんて言えない、って感じで。


で、味噌汁の鍋から掬われたお椀に入ったその1がセルペンス、お椀その2がカブキとすれば。。。

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上写真の左下の個体なんかはスネーク柄が出ていない・・・いや、いちいち分けて見るほどのものかは・・・。
その1・その2と大豆加工品が続いたから、じゃ、その1.5の湯葉くらい??笑


そんでもって。

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ブラックバー入りタイプ。
痕跡的なブラックバーに見えるけど、一応ブラックバー入りタイプ。
これは本物・偽物というより、上・中・下のグレード違いだと思います。
そんなわけで、ブラックバーの下とでも言っときますか。

しばらく出てきてないパターンでしたが、ようやく戻ってきました。
こちら二枚はカブキから何かしら引き算して、バーチカルラインやピーコックを足したような感じ。
その2.1のお椀には、崩れた豆腐とお揚げさんの欠片、味噌汁の表面には湯葉がはってます!的な。
湯葉が入ったりはったりな味噌汁は食ったことがないんだけれど、別に味噌汁は大事なことではないので、まぁいいか。

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